お雛様の由来と物語

ひな祭りとは?

ひな祭りは、3月3日の桃の節句のことで、女の子のお祝いをする日です。この日は、女の子の健やかな成長や幸せを祈ってお祝いをします。

雛人形の由来

雛人形は、子どもたちの変わりに病気や事故から守ってくれるとされています。そのため、女の子が元気で幸せになるようにお祝いや願いを込めて飾ります。昔は、紙で雛人形を作って、病気やけがなどのよくないものを持っていってもらうように川に流す「流し雛」をしていたそうです。今でも、昔のように「流し雛」をしてお祝いをするところもあるんですよ。

雛人形のヒミツ

雛壇の上に飾られている雛人形には、いくつかの意味があります。

  1. お雛様とお内裏様(お殿様)
    • お雛様は檜扇(ひおうぎ)を持っています。これは儀式や行事のマナーなどのメモをこっそり持っていたり、他の人の視線から顔を隠すために使われました。
    • お内裏様(お殿様)は笏(しゃく)を手に持っています。笏の裏側には儀式の順番や注意事項などのメモを隠し持つこともあったそうです。
  2. 三人官女(さんにんかんじょ)
    • お雛様の身の回りのお世話をします。3人のうち1人は眉毛がなかったり、お歯黒をしていたりして、結婚していることを表しています。
  3. 五人囃子(ごにんばやし)
    • 音楽を演奏する5人組の男性。一番右の人は歌をうたいます。
  4. 随身(ずいじん)
    • お内裏様(お殿様)とお雛様を守る、右大臣と左大臣の2人組。左大臣は向かって”右”、右大臣は向かって”左”に座っています。
  5. 市丁(しちょう)
    • 掃除など、いろいろなお世話をします。

雛人形は、日本の伝統的な行事であり、職人の技術と美しさが融合した素晴らしいアートです。ぜひ、お雛様を飾って春の訪れを感じてみてください!

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